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ショウサンゲン(小三元)の基本条件を解説!喰い下がりはない実質4翻役【麻雀】

投稿日:2019年5月21日 更新日:

ショウサンゲン(小三元)は三元牌で2メンツと雀頭を作れば成立する4翻役です。

ショウサンゲンは本来2翻ですが、白・發・中のいずれか2つが刻子となるので、ショウサンゲンの2翻+役牌2翻の実質4翻役となります。

役満のダイサンゲン(大三元)と比べると1枚しか変わらないのに4翻となり、難易度の割にかなり得点は低いです。

この記事ではそんなショウサンゲンの基本や注意点を詳しく解説していきます。

ショウサンゲンのアガリ形

小三元(小三元)
      
4翻役 鳴きOK

ショウサンゲンの基本条件

ショウサンゲンは三元牌である白・發・中のうち、いずれか2つを刻子、1つを雀頭にすると成立する役です。他のメンツに制限はありません。

鳴いても成立する役で、喰い下がりもなくわかりやすい役です。

三元牌以外の部分は、刻子でも順子でも成立するので回し打ちもし易く、終盤でも柔軟に対応でき、最悪はショウサンゲンを捨てることで役牌のみの早上がりもできます。

また、あと1枚加えるとダイサンゲン(大三元)にかなり近づくので、どっちかというと、ダイサンゲンを狙いながら、手の進み具合を考えてショウサンゲンに移行するのが良いでしょう。

鳴きで気配がバレやすいので注意

ショウサンゲンの核となる三元牌を鳴かずに揃えることはとても難しいです。

大体の場合鳴いて手牌を揃えますが、鳴くことで他家に気配がバレてしまいます。

三元牌うち2種類を鳴いてしまうと、残りの1種類を他家が打牌することはほとんどないのでできるだけ気配を消すように手を作る必要があります。

ショウサンゲンを狙うべきタイミング

ショウサンゲンは配牌時に三元牌が5枚以上、そのうち対子が2組あれば狙い目です。

上手くツモることができれば大三元も狙えます。

対子になっている牌は焦って鳴かずに二鳴き(1打目の打牌を鳴くのでは鳴く、2枚目の打牌を鳴くこと)することで、他家からの警戒を最小限に抑えることができます。

ショウサンゲン・ダイサンゲンは鳴くことで他家に簡単にバレてしまうのでできるだけ鳴かずに揃えることが大切です。

1枚目を鳴かなくても、自分が2枚持っている字牌は他家にとって不要牌なので、自分でツモることができなくても打牌される可能性が高いです。

1回以内の鳴きでテンパイできれば最高ですが、都合よく三元牌を暗刻に出来ることは少ないので、

     

このような形を目指しましょう。

この場合「」「」のシャボ待ちで、「」がくればショウサンゲンですが、「」がくればダイサンゲンとなります。

」「」を鳴いているので、「」を他家が打牌することはほとんどありませんが、シャボ待ちなので、他家にとって手牌は読みづらく、「」ならロンあがりできる可能性はあります。

ツモることでダイサンゲンもあり得るので、できるだけこの状態を目指しましょう。

     

この状態は「」単騎待ちのショウサンゲンテンパイですが、他家からの放銃はほとんど期待できなく、待ちも単騎待ちでツモリづらいので、こうなる前に手変わりをして上がりやすい形に整えるほうが良いでしょう。

ショウサンゲンと一緒に狙いたい役

ショウサンゲン+トイトイ

三元牌以外の牌も刻子で揃えることができればトイトイと複合します。

ショウサンゲン+ホンイツ

三元牌以外の牌は6枚必要で、ないても大丈夫なので比較的複合させやすいでしょう。

ショウサンゲン+チャンタ

チャンタは鳴くと喰い下がり1翻なので、ドラが絡むときなどに狙うと良いでしょう。

まとめ

ショウサンゲンはわざわざ狙う役ではなく、ダイサンゲンを狙った結果ショウサンゲンとなる場合が多いです。

他の役とも複合しやすく、得点は高めになるのでダイサンゲンを目指しながら、他の役も頭に入れながら進めましょう。

ショウサンゲンのポイントである、

  • 鳴きで気配がバレやすい
  • まずはダイサンゲン狙う
  • 役の複合を狙って高得点を目ざす

以上をきちんと覚えて実戦で使えるようになってください。

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