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チューレンポウトウ(九蓮宝燈)の基本条件を解説!アガると死ぬと言われるほど低確率な役です【麻雀】

投稿日:2019年6月6日 更新日:

チューレンポウトウ(九蓮宝燈)は1種類の牌で「1112345678999+いずれかの1牌」という形で構成される役満です。

通称「チューレン」とよばれ、天和と同じく、アガったら死ぬともいわれているくらい出現率の低い役となります。

染め手の最高峰で、役満は警戒されないとしても、染めて気配を悟られなかなかアガるのは難しいです。

鳴くと成立しない役なのも安易度がたかい理由でしょう。

この記事ではそんなチューレンポウトウの基本や注意点を詳しく解説していきます。

チューレンポウトウのアガリ形

チューレンポウトウ(九蓮宝燈)
役満 門前のみ

チューレンポウトウの基本条件

チューレンポウトウは、数牌のいずれか1種類で「1112345678999+いずれかの1牌」という形を作れば成立します。

言葉で説明するより上記アガリの形を見てもらえたほうがわかりやすいかもしれません。

初心者の人は萬子でしか成立しない役だと勘違いしがちですが、チューレンポウトウは萬子・筒子・索子のどれでも成立します。

七対子や国士無双と同じような特殊なアガリ形の役のようにも見えますが、分解して見てみると通常通り、4メンツ1雀頭の形になっています。

暗刻が作れそうなら狙い目

門前でのチンイツはある程度は出やすいですが、チューレンとなると一気に難易度が上がります。

その要因となっているのは、1と9を暗刻にしなければならないためです。

1か9が場に2枚切れてしまった時点で、チューレンの目は無くなってしいます。

チンイツが狙えそうな手で、暗刻ができたらチューレンの目がだいぶ現実的になります。

待ちが多くチューレンポウトウにならないことが多い

チューレンは1種類の牌しか使わないので、必然的に受けの牌が多くなります。

チンイツを目指しているのであれば良いのですが、チューレンが目指せるのであれば、チンイツまで手が下がってしまうのはなかなかつらいですよね。

このような手牌の場合「」でチューレンですが、「」でも「」でもアガることができます。

チューレン以外のアガリ牌が出たら見送るのも良いですが、フリテンとなってしまうので時と場合を考えましょう。

また、テンパイ前も受けが多く、チューレンテンパイまで手を進めることも難しいです。うまくチューレンテンパイまで手を進められても、途中で同種の牌を切っているとフリテンとなってしまうこともあります。

純正チューレンはダブル役満

純正チューレンとは手牌が以下のような9面待ちからチューレンをアガることです。

」から「」どの牌でもアガることができます。国士13面待ちにに次ぐ待ち数です。

9面待ちの場合、その色を一枚でも捨てているとフリテンとなってしまうので、他家の警戒度がかなり高くなります。

しかし、9面という待ちの多さからアガることの出来る公算は結構高いです。

純正チューレンは更に出現率が下がるため、ダブル役満とするルールもあります。

なぜ9面待ちとなるのかは分解するとわかりやすいです。

9を雀頭とすると1-4-7待ち

   

」の部分で「」「」「」待ちで、「」だとイッツーがつくので、高目イッツー系の待ちとなります。

1・9を暗刻とすると2-5-8待ち

  

」「」を暗刻として見ると、「」の部分で「」「」「」のノベタンの形となります。

1を雀頭とすると3-6-9待ち

   

」の部分で「」「」「」待ちで、「」でイッツーがつくので、高目イッツー系の待ちとなります。

 

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以上でチューレンが4メンツ1雀頭となる9面待ちであることがわかったと思います。

他にも分解すれば複雑な多面待ちもありますが、かなりの量になるのでここでは省略します。

まとめ

チューレンをアガるためのコツはほとんどなく、運任せの役です。

強いて言うのであれば、フリテンに気をつけながら打牌していきましょう。

テンパイ時も待ちが複雑になることもあるので、すぐに待ちが分かるように練習しておくのも大切です。

初心者の人にはなかなか難しいかもしれませんが、実戦で棄権しながら覚えていきましょう。

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