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サンアンコウ(三暗刻)の基本条件を解説!鳴いても成立しトイトイとの複合で高得点を目指そう【麻雀】

投稿日:2019年5月16日 更新日:

サンアンコウ(三暗刻)はその名の通り、暗刻を3つ作ると成立する役です。

なかなか難しい役ですが、手の進み方次第では役満であるスーアンコウ(四暗刻)も狙えます。

難易度の割に2翻しかないので、少し割に合わなく感じるかもしれませんが、トイトイと複合しやすいのでうまい使い方を覚えましょう。

この記事ではサンアンコウの基本や注意点について詳しく解説していきます。

サンアンコウのアガリ形

サンアンコウ(三暗刻)
    
2翻役 鳴きOK

サンアンコウの基本条件

サンアンコウはその名の通り、暗刻を3つ作ると成立する役で、暗刻以外の1メンツは鳴いても成立し、喰い下がりもありません。

例えば、

      

」の単騎待ちのテンパイです。

鳴きが入ってますが、暗刻が3つあるので、サンアンコウの役が成立します。

      

こちらも「」単騎待ちのテンパイです。

この場合、すべてのメンツが刻子なので「トイトイ」と複合します。

   

」「」のシャボ待ちテンパイです。

この形は「ツモリ四暗刻テンパイ」といいます。

」か「」をツモればスーアンコウ、他家が打牌すればサンアンコウとトイトイとなります。

ツモれば役満、出アガリだと満貫の手です。ツモとロンの差がかなり激しいですよね。

スーアンコウは役満の中でも比較的出やすい役なので、この形になったら狙ってみるのも良いでしょう。

サンアンコウの役がつかないロンアガリに注意

      

このテンパイは「」「」のシャボ待ちでサンアンコウテンパイと言えますが、他家の打牌では役無しでロンアガリできません。

ロンした牌は泣きと同じく「明刻」として扱われるので、上記テンパイではサンアンコウの役は成立しません。

ツモらないとアガれない状況にならないように考えながら手牌を整えることが重要です。

他の待ちある場合フリテンに注意

 

この場合、「」の単騎待ちでサンアンコウのテンパイですが、よく見ると「」と「」の両面待ちもある、多面張であることがわかります。

」をツモった場合
  

」をツモった場合
  

」をツモった場合
   

サンアンコウに気を取られて、他家の「」か「」の打牌を見逃してしまった場合、フリテンとなり、ロンアガリすることができなくなってしまいます。

多面張は少し分かりづらいですが、徐々に覚えていきましょう。

サンアンコウと一緒に狙いたい役

サンアンコウ+トイトイ

同じ刻子系の役であるトイトイとの複合は狙いやすいです。

例えば

       

この状態はツモればサンアンコウ+トイトイ、ロンアガリだとトイトイのみとなります。

うまくタンヤオとも複合できればさらに高得点を狙えるので、意識して打ちましょう。

まとめ

サンアンコウは出現率が低い割に2翻役しか無いので、魅力的な役とは言えません。同じ刻子系の役で鳴いても成立するトイトイも2翻役なので、比べると割に合わないと認識しやすいです。

しかし、他の役と複合させることで高得点も狙えるのでサンアンコウの特徴など、しっかり覚えておきましょう。

  • シャボ待ちのときの役なし
  • 多面張のフリテン

の2点は初心者の人は見落としがちなので、注意してください。

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